最新映画ニュース特急便
ルーカスフィルムが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラット主演でリブートを企画している『インディ・ジョーンズ』について、なんとスティーヴン・スピルバーグ本人が
「だったら僕が監督をするよ。ただし脚本が良ければの話だけどね」
と、監督を希望しているらしい!
冒険映画の金字塔である『レイダース/失われたアーク』、アトラクション的面白さに満ちた第2弾『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』、父と子の冒険ドラマに涙腺が緩んだとりあえずの完結編『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』。しかし、『~最後の聖戦』でやめておけば良かったのに、ファンの期待に応えて19年ぶりに復活させた『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』では、禁じ手の異次元人という名の「どこから見ても宇宙人」を出し、冷蔵庫は核爆弾の衝撃を吸収してくれる神器という目を疑うようなドタバタギャグを見せられ、「スピルバーグはついにボケたのか?」とファンも失笑。昔のような創作意欲が持てなくなったスピルバーグは「僕はもうアクション映画は撮らない」と宣言していた。
にもかかわらず、『インディ・ジョーンズ』の新作に挑戦したいと思っているのは駄作『クリ・スカ』の汚名返上と、インディ・ジョーンズというキャラクターに人一倍の愛着があるから?
ただし、クリス・プラット主演も決まっていないし、まだ誰も脚本を書いていないので、スピルバーグの復帰実現の可能性は未知数。彼の創作意欲を引き出すような脚本が完成すれば、「directed by steven spielberg」のクレジットがまた見られるかもしれない。
「『マッドマックス』シリーズはボクのもの!」とジョージ・ミラー監督が30年ぶりにメガホンをとったように、はたしてスピルバーグもセルフ・リブートに挑戦してくれるのか? 続報を待ちましょう。